|
ランドパワーは日本の競走馬。第123回中山大障害に優勝した黒鹿毛の牡馬である。 中央競馬で競走生活を送る。1997年7月にデビュー。初戦のダート1000mでは最下位に終わるが、次走は芝替わりで4着と一変。3戦目には初勝利を挙げる。長距離に強く、平地での3勝は6、6、12番人気と距離延長でよく穴を開けた。1999年4月に難波ステークスで13着に敗れ、翌月より障害競走に転じる。 障害戦では初戦から2着に9馬身差をつけて快勝するがその後10ヶ月の長期離脱。翌年3月のオープン競走で復帰し見事勝利するが次走で3着に敗れ、その後夏場は休養に充てる。そして秋シーズンでは洛南ジャンプステークスとオープン競走を連勝して暮れの中山大障害を迎えた。レース当日は前年の2着馬で春の中山グランドジャンプに優勝したゴーカイが圧倒的な人気を集め、以下マキハタコンコルド、ヤスノテイオー、メイショウワカシオと続き、ランドパワーは障害馬としては初の東上、-18kgの馬体とあって5番人気と低評価だった。 レースは最初の障害からヤスノテイオー、ヨイドレテンシが落馬。カラ馬が終始馬群に絡むという波乱含みの展開となる。ゴーカイは中段に控え、ランドパワーは逃げるファンドリロバリーを見ながら2番手でレースを進める。そして2周目の第1コーナー付近で先頭に立つ。最終第3コーナーからゴーカイが一気に先頭に迫るが、ランドパワーは追撃を振り切ってゴーカイに2馬身半の差をつけて優勝した。 翌2001年は阪神スプリングジャンプから始動し1番人気となるが、先行したものの、伸びを欠いて2着。レース後の検査で右前浅屈腱を断裂していたことが判明、競走能力喪失の診断が下され登録抹消となった。現在はインターナショナル牧場で功労馬として供用されている。 == 血統表 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ランドパワー (競走馬)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|